16 つちんど
今は貯水池に沈んでしまった村に、石川というところがありました。その村には池がたくさんあり、槌ヶ窪(つちがくぼ)の池もその一つです。
そこには、槌頭(つちんど)という頭が槌の形をした大蛇が棲(す)んでいました。これが、槌ヶ窪の地名の由来とも言われています。
しかし、江戸時代に池の廻りの木が伐採され、水かさが減ると、大蛇は姿を消し再び現れることはなかったと言うことです。これは「狭山の栞(しおり)」に書かれている伝説です。
タイトル:つちんど
場所:東大和市湖畔第一緑地
設置日:平成6年3月31日
材質:ステンレススティール
サイズ:H3150×W3100×D2100センチメートル